ヨガ古文書保存プロジェクト(YCIP)は、ヨガの伝統を今に伝える貴重な歴史的文献をデジタル保存し、無償で提供することで、世界中のヨギたちの生活とそのヨガ・プラクティスを豊かにしています。

古代インド。多くの学びを重ね、高い次元に到達したヨギーニ、ゴニカは我が子のために祈りました。自分の聖なる知識をその子に授けたかったのです。ゴニカはその願いが叶えられるよう、上向きにした手の平らに聖水を集め大いなる存在へと捧げました。すると、手にたたえた水の中に、天から小さな子どもが舞い降りてきたのです。

ゴニカは奇跡の存在であるその子をパタンジャリと名付けました。これは、聖水の中に落ちてきた者という意味です。生まれながらにして悟りを開いたパタンジャリは、世界で最も権威のあるヨガ・プラクティス論の経典を編纂しました。それがヨガ・スートラです。どの流派のヨガも、この古典に記された知恵を受け継いでいます。

何百年もの間、世界中の偉大な学者や神秘主義者たちが、パタンジャリの後に続き、貴重な文献や解説書をヤシの葉にしたためました。

現在、数えきれないほどのこうした聖典がインドの湿った書庫に放置され、腐敗が進み、その存在を忘れ去られています。虫や時間に蝕まれ、取り返しのつかない被害にさらされているのです。

迅速な対応をとらなければ、類まれなる知恵や知識は滅び続ける一方です。もしそうなれば、全世界、とりわけヨガ・コミュニティが受ける損失は計り知れません。

ヨガ古文書保存プロジェクトは、これらかけがえのない書物の保存に全力を注いでいます。貴重な聖典を無傷で守り、その価値を失わせることなく、全ての人の手に届けるこのプロジェクトの成功は、脈々と受け継がれてきたヨガの伝統のさらなる発展の糧となります。

誰にでも、卓越したヨガの贈りものを守る力があります。ヨガの輪を世界に広げ、何百万人もの人生を苦しみから幸せに変えるのです。

ただし、それは時間との戦いです。

その使命を果たすため、ヨガ古文書保存プロジェクトにぜひ皆さまのお力をお貸しください。

YCIPは、アジア古文書保存プロジェクト(ACIP)の関連組織であり、1987年、ゲシェ・マイケル・ローチによって設立されました。アメリカ合衆国の内国歳入法(IRC) 501条(c)号第3項に規定されている非営利教育団体です。